当院について

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ご挨拶

こんにちは、そして、こんばんは。アミール動物病院 獣医師の穴井直博です。

当院では「安心感」と「信頼感」をもっていただけるような獣医療を心がけております。また、英語で食事を意味するa meal(アミール)の名前の通り、身体に優しい手作り食を推奨しながら、食事の大切さを伝えていける動物病院を目指したいと思っています。

私は大学時代に「Mg欠乏における循環器疾患」を卒論のテーマにて研究を行ってきました。そこで身に付いたのは、データの取り方やそのデータの評価の仕方です。卒業後、動物園に就職し、そこでイワトビペンギンの難病と向き合うことになりました。私の診断は悪性関節リウマチで、全国の医学部に助けを求めたところ、富山医科薬科大学の浜崎教授が助けの手を伸ばしてくれました。研究室には医師や薬剤師が在籍していて、医学や薬学に関して多くのことを学びました。その出会いをきっかけに日本脂質栄養学会に所属し、日本小動物栄養学フォーラムから助成金をいただいて、脂質栄養分野の研究にも携われました。この時は日本水産株式会社(ニッスイ)から魚油を無償提供いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。また、高知では高知大学農学部応用微生物学研究室に所属し、遺伝子診断の研究の他に乳酸菌の研究に没頭しました。高知大医学部と共同研究で乳酸菌と免疫をテーマに研究できたことも貴重な経験となりました。このような経験から、学んできた栄養学を今の小動物臨床に活かしていきたいとの思いで、アミールという名の動物病院を開業しました。

診療方針

当院では検査結果や治療法などはできるだけ分かりやすく丁寧に説明するよう心がけており、治療法に関してもオーナーさんの希望に合わせていくつか選択肢を提供し、その中で最善を尽くすように取り組んでおります。

また、常にオーナーさんの立場に立った親身な診療を重視し、様々な希望にお応えできるよう努めております。さらに一般診療の他に健康な身体づくりのため、手作り食による食事療法にも力を入れており、併設する調理室で手作りフードの製造販売も行っております。治療や食事に関して分からないことなどあれば遠慮なくお尋ねください。

健康の基本は食事から

人も動物も、食べたもので体は作られています。それゆえ何を食べさせるかが健康の基本になります。このことは動物園での勤務経験で多くを学べました。

食事の基本は本来の食性を可能な範囲で再現することです。決して難しいことではなく、与えてもいいものと避けたほうがいいものを把握するだけで、後は私たちの食事と同じように考えればいいです。細かな栄養バランスなど気にしなくても大丈夫なのです。手作り食は大変と思われている方でも当院が全面的にサポートしますので、ご興味のある方は是非ご相談ください。