仔馬ちゃんに全身麻酔

仔馬ちゃんの眼瞼が切れて今にも取れそうという主訴で午後の診察前にトラックに乗せられて仔馬ちゃんが来院されました。

 

診ると確かに裂けた瞼がかろうじてくっついている状態で痛々しい。

 

患部が瞼なので全身麻酔が必要とオーナーに説明し、診察室内で急遽全身麻酔をかけて瞼を縫合する手術を行いました。

 

馬に全身麻酔を行うのは、何年ぶりだろう。

 

しかも、オーナーさんの目の前で処置をするのは、いささかプレッシャーを感じました。

 

私の馬の全身麻酔法は、3種類もしくは4種類の薬を用いて行います。

 

今回は短時間の麻酔で十分だったので、3種類の薬をカクテルし、静脈注射にて麻酔をかけました。

 

薬用量は麻酔時間や年齢等により調節します。

 

*今回の麻酔は、メデトミジン4μg/kg、ミダゾラム0.04mg/kg、ケタミン2.5mg/kg、静脈注射で眠らせて手術を行いました。

 この薬用量で鎮静時間(馬が倒れて、その後起き上がるまでの時間)は約20分でした。

 馬の治療に興味を持たれている獣医さんへ、御参考まで。

 

 

 

午後の診察は、仔馬の急患により診察開始が遅くなってしまいました。

 

お待たせしてしまったオーナー様、快くお待ちいただき感謝します。

 

 

 

余談ですが、この仔馬ちゃん、首が短く、様々な障害を持って生まれてきました。

いわゆる奇形で兄弟たちは亡くなっています。

この子が、1日でも長く生きてくれることを祈るばかりです。

 

 

 

 

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