ペットショップに往診に行くと・・・

いつものようにペットショップへ往診に行くと、思わず立ちくらみしそうな話を聞かされてしまいました。

 

店員さんが、「来年の干支はヘビなので、今後、ヘビを入荷する予定なのです(^^)。私が個人的にヘビが好きなので、店長にお願いして・・・・・・」。このあたりから、店員の話も上の空になり、私の頭にはヘビという言葉が繰り返されていました。

 

それというのも、私はヘビが苦手なのです(T_T)。

 

動物園に勤務していた時も、ヒイロニシキヘビの診療を任され、気乗りしないまでもヘビに関する医学書(洋書)を読み漁りました。手足がないのに、スルスル動き回る姿を見ると背筋に冷たいものが走ります。「私はヘビが嫌い!」。職場で公然と言いたいために、ヘビの生態や疾病を勉強しまくりました。ヘビの診察もまともに出来ない獣医が、ただヘビが嫌いというのはプロ意識に欠けると思ったからです。ところが、私があまりにも熱心に勉強していたためか、なぜか気がつくと私の周りにはヘビ好きの方々が集まりはじめました。この頃には、公然とヘビ嫌いを豪語するようにもなっていました。

 

そんな折、プライベートで上野動物園に出向いた時、信じられない光景を目にしました。上野動物園に長蛇の列が出来ていて、何の列だろうと近づいていくと、それはヘビとのふれあいに参加するための列だったのです。日本人はヘビが好きなの?(*_*;)

突然の訪問にも関わらず上野動物園の両生爬虫類館の職員の方々がふれあい事業の裏側をいろいろと案内してくれました。ふれあいの実施方法からヘビの管理の仕方まで丁寧に説明もしてくださりました。

 

動物園に勤務していた当時、動物園の来館者数が減っていて、どうやったら来館者を増やせるかが大きな課題になっていたので、その日より高知の動物園でも「ヘビのふれあい」を始める計画案を作りはじめました。するといくつかの施設がふれあい用に無償でヘビ(ボールニシキヘビなど)を提供しても構わないとの話が来たのです。これで、ふれあいが高知でも始められると確信し、上司に計画書を提出したところ、はっきりと理由も聞かされず却下になりました。ふれあいはヘビにもストレスを与えます。結果的には採用されずに良かったのかもしれません。

 

動物園業界で、ヘビ嫌いを豪語していた私ですが、それなのにヘビ好きの方々が私に協力の手を差し伸べてくれたことには今でも感謝しています。来年がヘビ年ということで、ヘビと関わったエピソードを紹介させていただきました。

 

 

話はペットショップに戻りますが、そこには「タランチュラ」の姿も!!!

 

私が読んでいる医学書にもタランチュラの記載があるのですが、日本でクモを飼う人はいないだろうと思っていました。ところが、いざ店頭でタランチュラの姿をみると・・・。店員さんが、脱皮したタランチュラの抜け殻を見せてくれたので、珍しいから写真を撮らせていただきました。

 

タランチュラは毒グモではないですが、鋭い牙を持っているため咬まれたら深い傷を負います。くれぐれもペットにしようなど考えませんように。(ペットショップの方には、ごめんなさい)

 

 

臨時休診のお知らせ

現在、予定はありません

 

 

 

 

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