ヒトもワンちゃんも穀類は少なめがヘルシー?

日が暮れると、すっかり肌寒くなってきましたね。本格的に「秋がきた」って感じです。

 

ブログでは、炭水化物の話ばかりで、そろそろ「飽きがきた」のではないでしょうか(^_^;)

炭水化物の話は今回で終わりにします。

 

疫学ってご存知でしょうか?ヤフー百科事典には「人間集団に発生分布する疾病を観察して、その疾病の原因を究明する学問である。」と書かれています。栄養学においては、このような疫学研究が大変参考になります。

 

国内で有名な疫学研究と言えば、九州大学医学部で行われている久山町研究だと思われます。この研究結果の報告はすごく参考になります。

 

世間を驚かせた報告に、カロリー制限食でも糖尿病患者が増えたという報告があります。日本糖尿病学会推奨のカロリー制限食(糖質60%、蛋白質20%、脂質20%)を実践しても糖尿病発症率は低下するどころか増加したとの報告でした。カロリー制限食は、まるでドックフードそのものにも思えます。ヒトもワンちゃんも穀類は少なめがヘルシーのようです。

 

また、今年(2012年1月)発表された久山町の研究報告に「米の摂取量が少ない食事を続けると、認知症発症のリスクを有意に低下させる」というものがありました。ワンちゃん、特に柴犬や雑種犬で痴呆症は少なくなく、ワンちゃんも穀類の摂取量を減らせば痴呆の予防になるのかと考えさせられてしまいました。

 

栄養学は、日々、新しい発見があって面白い学問ですが、今は、栄養を吸収する臓器「腸」に目を向けて高知大生といっしょに研究事をしています。腸は第二の脳と言われるほど、実に面白い臓器です。ブログでも、その面白さを伝えたいとは思いますが、マニアック過ぎるかな(^^;)

 

 

 

話は変わって・・・

 

今回はアザラシの診察に水族館へ。主訴は「身体が熱い」というものでした。確かに触ると発熱しているのですが、本人はいたって平気そう。油断すると、足を咬まれそうになるほど、いつも通りのやんちゃぶりです。いったい何が起きているの? 野生動物は分からないことだらけです。

 

 

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