けいれん症状が・・・

最近、当院に痙攣症状での受診が続きました。小動物臨床では血液検査で特に異常が無ければ「てんかん」を疑うことが多いのですが、どの子も典型的なてんかん症状とはどこか違い、それぞれ特異的な症状を呈していました。ヒトでは脳波を測定して、てんかんの診断をするようですが、動物で脳波を測るのはかなり難しいのです。

てんかんの治療に関しては、いろいろなサイトで紹介されているので、今日は、てんかんの治療で使う薬以外に、痙攣のみられる子に使うサプリメントを紹介します。

 

○タウリン

タウリンを摂取することにより、てんかん症状が緩和するという論文がヒトの医療機関より多数報告されています。動物ではネコにおいて同様の報告がありますが、その論文は1986年に書かれたものです。動物の分野では最近の報告は無いのですが、てんかん様症状のみられるワンちゃんやネコちゃんに投与を勧めることがあります。

 

○メラトニン

ヒトの医療では、てんかん治療に置いて、その有効性が多数報告されています。特に小児科からの報告が目につきます。小動物臨床での論文は見当たらないのですが、副作用の報告が少ないことから、痙攣治療の補助療法として処方することがあります。

 

○マグネシウム

マグネシウムはミネラルバランスのミネラルと呼ばれるくらい、細胞内ミネラルのバランスを調整する作用があります。そのような働きのあるマグネシウムが欠乏することにより、痙攣症状がでることがあります。筋肉の痙攣や血管の痙攣など様々です。このミネラルに関して少し詳しいのは、私が学位を取った論文が「マグネシウム欠乏における循環器障害」だからです。なので、マグネシウムについて書き始めると止まらないので、今回は軽く触れるだけにします。

 

○ビタミンB群

ビタミンB群、とりわけチアミン(B1)やピリドキシン(B6)、シアノコバラミン(B12)などは、神経系の働きに必要な栄養素なので、神経疾患には良く使うサプリメントです。

 

 

痙攣と言えば、最近、私もふくらはぎによく痙攣がおきます。夜間や早朝など。原因は恐らくマグネシウム不足。アルコールを多く摂取するので、尿中にマグネシウムが多く流れ出ているのだと思います。そのため、以前よりビール酵母を常用してマグネシウムが欠乏しないように気を付けていたのですが、ここしばらくビール酵母を飲んでいません。明日こそ、ドラックストアでビール酵母を買わねば!!!

 

 

 

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