猫の肺吸虫症

流涎が多く、咳がひどい雑種猫が保護されました。よだれは多いが、口内炎症状は無く、神経症状も認められませんでした。エックス線画像を確認すると、肺野に球状の陰影が複数確認されました。また、血液検査では貧血や白血球の増加は確認されませんでした。肺腫瘍?深在性真菌症?糞便検査で多数の虫卵が認められ、同じものが流涎中にも確認されたことから、この疾病が肺吸虫症であることが分かりました。寄生虫疾患ですが血液所見では好酸球の増加は認められませんでした。

治療は、プラジカンテル 30mg/kg s.c.

この症例は高知大学医学部の協力により肺吸虫の種が宮崎肺吸虫と確認されました。この寄生虫はホラアナミジンニナという巻貝が第一中間宿主となり、サワガニなどが第二中間宿主となって感染源になります。このような生態系がある地域では、この疾病に注意が必要かもしれません。

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